2026.10.14
整備・修理
メルセデス・ベンツ560SL エアコンが効かない(エアコンコンプレッサー交換)

愛知県の方
メルセデス・ベンツ560SLのエアコンが効かない症状でご相談いただき、原因を調査のうえ、エアコンコンプレッサーを交換しました。
ご依頼内容
- 車種:メルセデス・ベンツ560SL
- 症状:エアコンが効かない
- 作業内容:エアコンガス量および圧力点検、リーク(漏れ)箇所点検、エアコンコンプレッサー交換、真空引き、エアコンガス規定量充填
症状について
エアコンを作動させても冷風が出ず、車内を冷やすことができない状態でした。
エアコンが効かなくなる原因には、エアコンガスの不足、コンプレッサーの不具合、配管やパッキン部からのガス漏れなどが考えられます。そのため、まずはエアコンガスの状態を詳しく点検しました。
点検内容
エアコンガス量および圧力点検

エアコンガスの量と圧力を点検したところ、エアコンガスは 0g の状態でした。
エアコンガスが完全になくなっているということは、システム内のどこかからガスが漏れていることを意味します。ガスを充填するだけでは再び漏れてしまうため、漏れている箇所を特定することが重要です。
リーク(漏れ)箇所点検

エアコンシステム内のリーク箇所を点検しました。
点検の結果、エアコンコンプレッサー本体の合わせ目から漏れがあることを確認しました。
作業内容
エアコンコンプレッサー交換

ガス漏れが確認されたエアコンコンプレッサーを交換しました。
コンプレッサーはエアコンガスを圧縮して循環させる、エアコンシステムの心臓部ともいえる重要な部品です。本体の合わせ目から漏れている状態では、ガスを充填しても保持できないため、コンプレッサーの交換が必要となります。
真空引き
コンプレッサー交換後、エアコンシステム内を真空引きしました。
真空引きとは、配管内の空気や水分を取り除く作業です。システム内に空気や水分が残っていると、冷却性能の低下や部品の劣化、故障の原因となります。そのため、ガスを充填する前に確実に行います。
エアコンガス規定量充填
真空引き後、エアコンガスを規定量充填しました。
ガス量は多すぎても少なすぎても冷却性能に影響します。規定量を正確に充填することで、エアコン本来の性能を発揮させます。
作業後の状態
作業後、エアコンの作動状態を確認しました。コンプレッサーは正常に作動し、吹き出し口からの冷風の効きも良好となりました。
まとめ
メルセデス・ベンツ560SLのエアコンが効かない症状は、エアコンガスが0gになっており、エアコンコンプレッサー本体の合わせ目からのガス漏れが原因でした。
コンプレッサーを交換し、真空引きのうえ規定量のガスを充填した結果、正常に作動し、冷えも良好な状態になりました。
年式の古いお車のエアコンは、ガス漏れや部品の劣化により突然効かなくなることがあります。冷えが弱い、風は出るが冷たくならないなどの症状がございましたら、早めの点検をおすすめします。お気軽にご相談ください。
MOTORIZEサービス部