ロータスエリーゼ　エンジンオイル・フィルター交換／エンジン始動不良

岐阜県の方

ロータスエリーゼ　エンジンオイル・フィルター交換／エンジン始動不良あり

ご入庫時の症状

• 定期メンテナンスとしてエンジンオイル交換でご入庫
• 出発時に突然エンジンがかからなくなったとのご相談

エンジンオイル交換

まずは通常メンテナンスとしてエンジンオイルとオイルエレメントを交換します。

1. リフトアップしアンダーカバーを取り外し
2. ドレンボルトを外してエンジンオイルを排出

1.オイルエレメントを取り外し、新品のエレメントを組み付け

1. 規定量のエンジンオイルを充填
2. エンジン始動後、オイル漏れの有無を確認

交換後、エンジンオイルレベルを規定量範囲内であることを確認し、状態は良好でした。

エンジン始動不良の点検

お客様より「出発時にエンジンがかからない」との症状を伺っていたため、電源周りを中心に点検しました。

• 始動時のクランキング状況を確認
• バッテリ端子部の腐食・緩みの有無を確認

バッテリ点検・交換

テスターを使用してバッテリ電圧を測定したところ、静止電圧が基準値より低く、容量低下が見られる状態でした。

• 始動時にセルが回らない

バッテリ交換をご提案し、作業を実施しました。

バッテリ交換作業

1. 既存バッテリを車両から取り外し
2. 指定容量の新品バッテリを搭載
3. ターミナルを清掃し、確実に固定

充電電圧の確認

バッテリ交換後、オルタネータの充電状態を確認します。

• エンジン始動後、アイドリング時の充電電圧を測定
• ライト、エアコンなど電装品ON時の電圧変化を確認

測定の結果、充電電圧は規定範囲内で良好であることを確認しました。

作業後の状態

• エンジンオイル・エレメント交換後、油量・油漏れともに問題なし
• バッテリ交換後はエンジン始動性も良好
• 充電系統（オルタネータ）の発電状態も問題なし

エリーゼのようなライトウェイトスポーツは、普段の走行距離が少ないとバッテリが弱りやすく、今回のような**「エンジンがかからない」症状**につながることがあります。

定期的なエンジンオイル交換とあわせて、バッテリ状態のチェックもおすすめです。

MOTORIZEサービス部