2022.10.11
整備・修理
ランボルギーニ ガヤルド点検
岐阜県にお住いのN様より、ランボルギーニ ガヤルドの点検をご依頼いただきました。
車検が保安基準確認と検査だけでだったそうで、当店にて点検整備を行うことになりました。スーパーカーは普段使いしない方がほとんどですので、油脂類は距離基準ではなく年数基準で交換しました。
まずはFデフオイルの交換です。アンダーカバーを外しますが、フェラーリ同様、複雑な作りになっています。
Fデフとミッションオイルは特に特殊な事なく終わりです。
続いてエンジンオイル&フィルター交換ですが、ドライサンプ方式なのでエンジン始動して油温が100℃近くなるまで待ち、オイルパンとオイルタンクからオイルを抜きます。
前期のガヤルドは、オイルフィルターがインテークマニホールドの下にあるという交換し難い場所にあるため、パネルやらエアクリーナやら邪魔になるものをドンドン外し、ランボルギーニ専用のオイルフィルターレンチを使い、フィルター交換します。オイルを8L入れて、エンジンを始動し、油温が規定温まで上がったら不足分を足して油量調整して完了です。点検時、パワーステアリングフルードの漏れを発見し、修理したので油量チェックしました。
そして最後にテスターを繋げて診断です。エラーを拾っていないか、クラッチの残量確認やシフトの調整等を行い作業終了です。
この度はご入庫いただきありがとうございました。