マセラティ クアトロポルテ　車検整備記録

岐阜県の方

マセラティ クアトロポルテの車検整備のご紹介です。

今回もご入庫いただきました。大切なおクルマをお任せくださり、ありがとうございます。

作業内容

• エンジンオイル交換
• エンジンオイルフィルター交換
• ブレーキフルード交換
• ワイパーブレード交換
• バッテリー点検・バッテリー交換
• エアコンフィルター交換
• エアコンリフレッシュ作業
• 発煙筒交換（有効期限切れのため）
• ガソリン添加剤注入

エンジンオイル・オイルフィルター交換

メーカー指定粘度に合わせたエンジンオイルに交換し、同時にオイルフィルターも新品に交換しました。

古いオイルを抜き取り、ドレンボルトのガスケットも交換してから規定量を充填。交換後はオイル量と漏れの有無を確認しています。

下廻り点検

ブレーキフルード交換

ブレーキフルードは経年劣化により沸点が下がり、最悪の場合ペダルタッチの悪化や制動力低下につながります。

専用の機材を使用して、リザーバータンクから各ホイールシリンダーまでフルードを順番に抜き替え。エア噛みがないことを確認しながら、規定の量までしっかりと入れ替えました。

ワイパーブレード交換

ゴムの劣化が進んでいたため、左右ともワイパーブレードを交換しました。

拭き残しやビビりが出ないか、ウォッシャーを作動させて拭き取り状態も確認しています。

バッテリー点検と交換

まずはテスターでバッテリー状態を点検し、容量低下・内部抵抗の上昇がみられたため、予防整備も兼ねてバッテリーを新品へ交換しました。

交換後は充電電圧と始動性を確認し、問題ないことを確認しています。

エアコンフィルター交換・エアコンリフレッシュ作業

室内側のエアコンフィルターを新品に交換し、ホコリや花粉をキャッチできる状態にリフレッシュしました。

併せてエアコンリフレッシュ作業を実施し、冷媒の回収・真空引き・規定量充填を行っています。コンプレッサー作動音や吹き出し温度もチェックし、冷え具合も良好です。

保安部品：発煙筒の交換

発煙筒の有効期限が切れていたため、車検に適合する新品へ交換しました。

車検整備では、このような保安部品の期限も一緒に確認させていただいております。

ガソリン添加剤注入

燃料系統のコンディション維持のため、ガソリン添加剤を規定量注入しました。

インジェクターや燃焼室まわりの汚れ軽減に役立ちますので、距離や使用状況に応じて定期的な施工がおすすめです。

お客様からのご質問：エンジンチェックランプが数秒点灯する理由

お客様からは、

「エンジン始動後、数秒エンジンチェックランプが点灯するのはなぜですか？」

というご質問をいただきました。

こちらはエンジン始動後、エンジン制御システムに異常がないかを自己診断するための仕組みで、数秒間チェックランプが点灯する車種が多くあります。

今回も診断結果としては異常コードの入力はなく、システムチェックのために一時的にランプが点灯している正常な状態であることをご説明させていただきました。

テスター診断とメンテナンスリセット

診断機（テスター）にてエンジンや各制御ユニットのフォルトメモリをチェックし、異常コードが入っていないことを確認しました。

その後、今回の車検整備内容に合わせてメンテナンスインターバルをリセットしています。

作業後ロードテスト・総合チェック

すべての作業完了後、ロードテストを実施し、エンジンのフィーリングやブレーキタッチ、ステアリングの違和感の有無などを確認しました。

異音や警告灯の点灯もなく、作業後の状態は良好です。

今後もマセラティ クアトロポルテのメンテナンスやご相談がありましたら、お気軽にご相談ください。

MOTORIZEサービス部