2023.11.07
車検
マセラティ ギブリ 車検整備
千葉県にお住いのH様から愛車のマセラティ ギブリの車検整備のご依頼をいただきました。
まずは、ボンネットを開けてエンジンルームの点検をしていきます。
エアクリーナエレメントが少し汚れやゴミなどが付いていましたが交換までは必要無かったので清掃して組付けます。
各ブレーキパッドの残量の点検をします。フロントブレーキパッドが3.5mm、リアブレーキパッドが4.0mmほどまで減っていました。
ブレーキパッドがだいぶ減っていたので各ブレーキローターの状態も点検します。ローターの表面が波打っていました。この状態になっていると本来のブレーキ性能が発揮されなくなるので、ブレーキパッドとブレーキローターのセットで交換を提案します。
車両をリフトアップしてアンダーパネルを外し、下回りを点検していきます。
各足回りのアーム、ブッシュ類にガタつきや損傷が無いか点検します。
エンジンオイルの交換をします。
ドレーンボルトのワッシャーを新品に交換します。その後、エンジンオイルをいれます。
お客様から「ウォッシャー液不足の表示が出る」との事だったので補充したところ、ウォッシャー液が漏れてきたので点検したところ、ヘッドライトウォッシャーのノズルから漏れているのが確認出来ました。一度、ヘッドライトウォッシャーを使用するとノズルから漏れ続けていました。ノズルだけの部品設定が無い為、ノズルとホースを全て交換することになります。
ノズルとホースを交換する為にフロントバンパーを外し、ノズルとホースを外していきます。
新品の部品をバンパーに取り付けて、バンパーを車両に取り付けます。再度、ヘッドライトウォッシャーを作動させて確認したところ、漏れが止まったのが確認できたのでウォッシャー液を補充します。最後に診断機を車両に接続してメンテナンスリセット(点検時期とオイル交換時期のリセット)をして車検作業完了です。この度はありがとうございました。