2025.03.09
整備・修理
【点検】アルピーヌA110|12ヶ月点検

車 種:アルピーヌ A110
症 状:12ヶ月点検
年式(初年度登録) 2019年
型式 ABA-DFM5P
グレード名、GT
作業目安時間 3h
業者様のご依頼でアルピーヌA110の納車点検をご依頼いただきました。当店の納車整備では交換部品が多いのですが、今回は他のお店からの依頼ですので、都度相談の上で内容を決めていきました。
まずはエンジンオイルとフィルターを交換しますので、エンジンルームを開けます。手間のかかり具合はアルファロメオ4Cのボンネットほどではありませんが、蝶ネジ等を外してエンジンフードを開けます。
アンダーパネルを取り外して、ドレンやフィルターを外します。
エンジンオイルを注入し、エンジンを始動させて漏れが無いことを確認した後、適量に調整します。
ベルト等エンジンルームを点検します。
エアクリーナーは汚れていたので交換します。
ブレーキや足回りを点検します。
エアコンのオイルが漏れていました。オイル漏れしているということは、当然ガスも漏れていると考えられますので、修理をします。
エアコンパイプの修理した後、真空引きとガスチャージを行います。
キーレス電池を交換します。他の12ヶ月点検項目を行った後、テスター診断を行い、作業完了です。A110は車格的にアルファロメオ4C・ロータス エリーゼと同格ではありますが、速さを求めるというよりコンフォートでも使い勝手のよいスポーツカーです。アルファロメオ4Cもロータスエリーゼも新車がないので、このクラスはアルピーヌA110が新車で買える内燃機関最後のコンパクトスーパースポーツになってしまいました。こういう車がこの先も販売されて欲しいと思います。この度は誠にありがとうございました。